実写系の映像でよく使われる、
淡い光がチラチラするアレです。

そうです、これはLight Leaksと言うもの。
一つ作っておけば、非常に便利な映像素材です。
また、トランジションとしても使えます。
はっきり言って、最強です。
てことで、今回はAfter EffectsでLight Leaksを作成していきます!
そして、トランジションとしての使い方も紹介していきます!

- 新規平面レイヤー
- フラクタルノイズ
- エクスプレッションの追加方法
- 色かぶり補正
- レイヤー複製
- 色のニュアンス
- 完成
- トランジション
- おわり
新規平面レイヤー
まずは、毎度お馴染みの新規コンポジションを作ったら、
新規平面レイヤーを作成します。


フラクタルノイズ
その平面レイヤーにエフェクトからフラクタルノイズを適用します。

そして設定を、以下のようにしていきます。
ノイズの種類:「ソフトリニア」
コントラスト:300
明るさ:−40
複雑度:1.0
「トランスフォーム」スケール:3000

上記のように数値などを設定したら、展開にエクスプレッションを追加します。
「time*300」を入力します。
エクスプレッションの追加方法
Altキー (Macの場合はoptionキー)を押しながら展開の時計マークをクリック。

そしたら、タイムラインにテキストを入力するところが現れるので、
そこに「time*300」と入力する。



色かぶり補正
次に、エフェクトから色かぶり補正を適用します。

ホワイトマップの色を好きな色に変更します。

また、不透明度を60%にします。

そして、レイヤーのモードをスクリーンに変更します。


レイヤー複製
レイヤーを複製し、3つに増やします。

分かりやすいように、上から名前をつけておきます。
Light Leaks02とLight Leaks03レイヤーの、
フラクタルノイズの数値を変更していきます。
明るさ:−50
コントラスト:150
「展開オプション」ランダムシード:100~(お好みで)
乱気流のオフセットも変更してみたり・・・

スケール:1500
コントラスト:200
展開のエクスプレッション:time*150に変更
「展開オプション」ランダムシード:30~70(お好みで)


それぞれの数値などは様子を伺いながら、決定していきましょう!

色のニュアンス
また、レイヤーごとに色かぶり補正のホワイトマップの色を
少しだけ変えておくと良い感じになります。





最後に全てのレイヤーを選択して、プリコンポジション化しておきましょう!


完成

これでLight Leaksは完成です。
トランジションとして使う
このLight Leaksはトランジションとして使うことが出来ます。
イメージとしては、光が強く差し込んで次の動画に切り替わる演出を作れます。
色レベル補正
先ほどプリコンポジション化したレイヤーに、
エフェクトからレベル補正を適用します。

そして、映像が切り替わるタイミングに合わせて、
白入力レベルにキーフレームを打って、数値を変更していきます。



切り替わる少し前で白入力レベルにキーフレームを打ち、
そのキーフレームをコピーし、切り替わった後にペーストします。
そして、切り替わる瞬間の数値を30あたりまでグッと下げます。


これでLight Leaksトランジションの完成です!
おわり
数値設定や、カラーを変えることで無限のパターンが作れるので、
ぜひ使ってみてください!