今回は、After Effectsを使って、
音に合わせて図形などのオブジェクトを振動させる方法を紹介していきます!

こんな感じに音と合わせてオブジェクトが動く演出です。

音と連動させる演出はよく使われているので、ぜひ挑戦してみてください。
- 音声ファイル
- 連動させたいオブジェクトの配置
- オーディオをキーフレームに変換
- オブジェクトのスケールを連動させる
- 極端に小さくなってしまう場合
- 完成
- おわり
音に合わせてオブジェクトを振動
音声ファイルを入れる
まずは、新規コンポジションを作ったら、
タイムラインパネルに音声ファイルを入れます。

連動させたいオブジェクトの配置
そして、音と連動させて動かしたいオブジェクトを配置します。
今回はシェイプレイヤーで以下のようなオブジェクトを作成してみました。

今回はこいつを動かしていきます!
オーディオをキーフレームに変換
音声ファイルのレイヤーをクリックした状態で、
[オーディオをキーフレームに変換]というものを選択します。

そうすると、「オーディオ振幅」というレイヤーがタイムラインパネル上に出現します。

オーディオ振幅
この「オーディオ振幅」というレイヤーの中を覗いてみると、
右チャンネル、左チャンネル、両方のチャンネルといった項目があります。

これらの中にある各自のスライダーには、
音声データから自動的に抽出されたキーフレームが打たれています。

右チャンネルはRight (右耳から聞こえる音声)、
左チャンネルはLeft (左耳から聞こえる音声)、
両チャンネルはRightとLeft (両耳から聞こえる音声)、
各自、音声データから抽出されたキーフレームがそれぞれ打たれます。
今回は、両チャンネルのキーフレームを使っていくので、予め中の項目を開いておきましょう。

オブジェクトのスケールを連動させる
次に、音と連動させたいオブジェクトのトランスフォームからスケールを開きます。

スケールのストップウォッチに、Altキー (Macの場合[option]) を押しながらクリックします。

そしたら、このようになります。

次に、その中のピックウィップという渦巻きのマークをクリックしたまま、
「オーディオ振幅」の両チャンネルの中の、スライダーまで引っ張っていきます。

そうすると、音声に連動してオブジェクトが動くようになります!

極端に小さくなってしまう場合
音声ファイルと連動させると
オブジェクトが極端に小さくなってしまう場合があります。

このような場合は、新規でヌルオブジェクトを作成します。

このヌルオブジェクトを親、動いているオブジェクトを子として設定します。

そして、ヌルオブジェクトのスケールを調節してサイズを大きくしましょう。
完成

これで完成です!
おわり
自動的に音声ファイルを解読して、キーフレームを打ってくれるとこが非常に魅力的です!
音と連動といえば、オーディオスペクトラムも魅力的な手法ですね。