過去にオーディオスペクトラムの使い方をご紹介しましたが、
今回は、一風変わったオーディオスペクトラムを作成していきます!
作成するオーディオスペクトラムはこちらです。


それでは作っていきましょう!
- 音声ファイルの取り込み
- 平面レイヤーを作成
- エフェクトを適用する [オーディオスペクトラム]
- 音楽と連動させる
- 設定の数値を調節
- CC Vector Blur
- 色を調節
- 完成
- おわり
オーディオスペクトラムの作成
音声ファイルの取り込み
まずは新規コンポジションを作成し、
タイムラインパネルに音声ファイルを入れます。

平面レイヤーを作成
次に、新規平面レイヤーを作成します。
名前を「オーディオスペクトラム」としておきます。
カラーは何色でも大丈夫ですが、ブラックにしておくと問題ないです。

・Mac [command] + [Y]
[オーディオスペクトラム]を適用
そしてこの「オーディオスペクトラム」に、
エフェクトの[オーディオスペクトラム]を適用します。

そうするとこのように、点線が現れます。

音と連動させる
次に、オーディオスペクトラムを音声ファイルと連動させていきます!
[オーディオスペクトラム]の中の、【オーディオレイヤー】から音声ファイルを選択します。

すると、まずは初期設定のオーディオの波形が出来上がります。


ここから[オーディオスペクトラム]の設定を変えて作っていきます!
設定の数値を調節
まずは、【最大の高さ】を3800、【太さ】を72、【周波数バンド】を8ぐらいにします。

また、各【周波数】は音声ファイルによって、いい感じの数値が違うので、
見栄えが良いとこを探し、数値を調整してください!
CC Vector Blur
次に、「オーディオスペクトラム」にエフェクトから[CC Vector Blur]を適用します。

[CC Vector Blur]に設定にある、【Amount】の数値を最大の500ぐらいまで上げます。
また【Angle Offset】を、+200ぐらいにすると

このような感じになります。

さらにその下にある【Ridge Smoothness】の数値をあげると、

光沢のようなものが出ます。
色を調節
最後に色を調節していきます。
[オーディオスペクトラム]の【内側のカラー】と【外側のカラー】を変更したり、
【色相補間法】の数値を変えたりして色を変えていきます。

こんな感じに落ち着きました。さりげなくバックグラウンドがつきました。
表示オプション
また、[オーディオスペクトラム]の【表示オプション】を変更すると
以下のような演出にもなります。



完成

これで完成です!
おわり
応用したらもっと何か違うものが出来そうですね。
また、CC Vector Blurは世界を気持ち悪く出来るエフェクトですが、
何か有効的な使い道はないでしょうか。なんだか不思議なエフェクトです。